社長挨拶

 当社は、1997年10月1日の北陸新幹線高崎・長野間の開業に伴い、並行在来線の信越線軽井沢・篠ノ井間の経営を引き継いだ全国初の第三セクター鉄道会社として発足しました。
 また、2015年3月14日の北陸新幹線金沢延伸により、信越本線長野・妙高高原間の経営も新たに引き継ぎ、現在の営業距離は102.4㎞となり、年間で1,400万人を超えるお客さまにご利用いただく県内の基幹的な公共交通機関としての役割を担うに至っています。
 これも、当社をご利用されている多くのお客さまをはじめとする沿線の皆さま、国・県・沿線自治体や東日本旅客鉄道さまをはじめとする多くの皆さまのご理解とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
 全国各地の地方鉄道が直面しているように、当社も本格化する人口減少社会の到来を迎え経営環境は一層厳しさを増しています。こうした中にあっても、鉄道事業の根幹たる安全・安定輸送を堅持しながら将来にわたってこの地域を支える鉄道として存続していくためには、新たな発想と不断の挑戦こそが必要です。
 2018年3月に策定した「第四次中期経営計画 ~自ら行動する新しいステージへ~」では、これからの環境の変化に向き合いながら、当社が取り組むべき事業展開の方向性を明らかにしています。全社員がこの計画に沿って、経営理念に掲げる次の視点を大切に取り組んでまいります。

1.
安全・安定輸送を根幹に
鉄道事業への信頼の証は第一に安全で安定した輸送を持続的に提供できることです。車両・設備の老朽化への対応を着実に行いながらより質の高いサービスを提供できる企業を目指します。
2.
地域への貢献を常に忘れずに
地域が発展してこそしなの鉄道の発展があります。地域鉄道として地域のために何ができるかを常に考え行動できる企業を目指します。
3.
チャレンジを社風に
鉄道事業に留まらず関連事業にも積極的に挑戦していくことや継続的な改善・見直しに取り組むことは、会社を将来も存続させるうえで必要不可欠です。前例にとらわれず挑戦できる企業を目指します。

しなの鉄道の沿線には、恵まれた自然・文化・歴史に加え地域への熱い思いを持つ皆さんがあふれています。これらの地域の宝ともいうべきポテンシャルの高さを十分に活かしながら、これからも地域に愛される鉄道会社を目指して努力を続けてまいります。
皆さまのご支援をよろしくお願いします。

社長写真
代表取締役社長  春日 良太