社長挨拶

社長写真 代表取締役社長  玉木 淳

 平成28年6月15日付けで代表取締役社長に就任いたしました、玉木 淳と申します。

 当社は、平成9年10月1日の北陸新幹線高崎・長野間の開業により、東日本旅客鉄道様から経営分離された並行在来線の信越本線軽井沢・篠ノ井間の経営を引き継いだ全国初の第三セクターの鉄道会社であります。
 また、平成27年3月14日には、北陸新幹線長野・金沢間の延伸開業に伴い、同様に経営分離された信越本線長野・妙高高原間を北しなの線として経営を引き継ぎました。これにより、これまでのしなの鉄道線と合わせて、営業距離は102.4kmとなり、年間1,400万人余りのお客様にご利用いただく、まさに「地域の大動脈」となりました。
 これも、開業以来、ご利用いただいているお客様、沿線地域の皆様はもとより、国、県、沿線自治体、東日本旅客鉄道様をはじめ多くの皆様のご尽力とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 一方で、地方鉄道を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、沿線地域の皆様の足として、安全で安定的な輸送サービスを将来にわたって提供させていただく上では、将来を見据えた新たな打ち手が必要と考えております。
 当社の沿線には、県内の中核的な都市があり、沿線人口や交流人口が多いばかりでなく、魅力的な観光資源も多いなど、沿線環境には恵まれております。
 この恵まれた環境を活かし、通勤・通学・通院など沿線地域の日常生活を支える本来の役割に加え、「もっと移動時間を楽しむための鉄道」「地域の魅力発信基地としての鉄道」など、鉄道の更なる可能性を地域の皆様や交通事業者の皆様とともに追求してまいります。

 そのために次の3つのことを大切に、お客様に信頼され、地域に愛され続ける鉄道をめざして取り組んでまいります。

1.
「次の20年へ向けて」
 当社は、 平成29年10月1日に開業20周年を迎えます。さらに次の20年は、少子高齢化による利用者の減少や車両や施設の老朽化など厳しい環境が予想されます。安全で安定した輸送を20年先も変わることなく提供しながら、健全に発展できるようチャレンジしてまいります。
2.
「沿線地域を幸せに」
 当社は、地域と共に生きるために生まれた鉄道会社です。「地域が発展することが、しなの鉄道の発展につながる」、言わば「地域が幸せになり、しなの鉄道が幸せになる」との発想のもと、地域の声に耳を澄まし、自らを起点として地域の皆様と共に「新たな鉄道」を創造してまいります。
3.
「思いを大切に」
 地域と当社が持続的に発展していくためには関係者の「こうなりたい」という思いが大切です。この思いをエネルギーに変えて経営して参ります。

 今後とも、沿線地域の皆様のご利用とご支援を何卒よろしくお願い致します。